【問 1】消防法別表第一に掲げる第4類の品名にないものは、次のうちどれですか?
1.特殊引火物
2.第1石油類
3.アルコール類
4.アルキルアルミニウム
5.第4石油類
解答:4
第4類の品名は、「特殊引火物」、「第1石油類」、「アルコール類」、「第2石油類」、「第3石油類」、「第4石油類」、「動植物油類」の合計7つの品名があります。
この問題の「アルキルアルミニウム」は、第3類の品名となっていますので間違いです。
【問 2】消防法別表第一に掲げる第4類の品名にないものは、次のうちどれですか?
1.動植物油類
2.第3石油類
3.特殊引火物
4.第2石油類
5.過酸化水素
解答:5
第4類の品名は、「特殊引火物」、「第1石油類」、「アルコール類」、「第2石油類」、「第3石油類」、「第4石油類」、「動植物油類」の合計7つの品名があります。
この問題の「過酸化水素」は、第6類の品名となっていますので間違いです。
【問 3】消防法別表第一の危険物の説明として、次のうち正しいものはどれですか?
1.甲種、乙種、丙種危険物の種別に分類されている。
2.常温(20℃)において気体、液体、固体がある。
3.第1類から第6類の種別に分類されている。
4.特類引火物は第4類の品名である。
5.危険性については、第1類が一番高く、第6類が一番低くなっている。
解答:3
1.×:このような種別はありません。甲種、乙種、丙種は危険物取扱者免状の区分になっています。
2.×:常温(20℃)において気体の危険物は消防法にはありません。液体と固体のいずれかになっています。
3.○:消防法第2条7項で「危険物とは、別表第一の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。」と定義されています。
消防法別表第一では、「類別」、「性質」、「品名」に分けて指定されていますので正しいです。
4.×:特類引火物ではなく、「特殊引火物」が第4類の品名になっています。
5.×:類ごとに危険物の性質によって区分されているため、第1類から第6類に危険性の高低による区分はありません。
【問 4】消防法別表第一に品名として、掲げられていない危険物はどれですか?
1.塩素酸塩類
2.硫化りん
3.カリウム
4.動植物油類
5.水素
解答:5
1.○:塩素酸塩類は第1類の品名に掲げられています。
2.○:硫化りんは第2類の品名に掲げられています。
3.○:カリウムは第3類の品名に掲げられています。
4.○:動植物油類は第4類の品名に掲げられています。
5.×:水素は消防法別表第一に品名として掲げられていません。また、常温(20℃)において気体の危険物は消防法の危険物にはありません。
【問 5】消防法別表第一に品名として、掲げられている危険物の組み合わせとして、正しいのはどれですか?
1.アルキルリチウム 塩酸
2.液体酸素 第2石油類
3.過酸化水素 液体窒素
4.マグネシウム プロパン
5.鉄粉 動植物油類
解答:5
1.×:アルキルリチウムは第3類、塩酸は掲げられていません。
2.×:液体酸素は掲げられていません。第2石油類は第4類に掲げられています。
3.×:過酸化水素は第6類、液体窒素は掲げられていません。
4.×:マグネシウムは第2類、プロパンは掲げられていません。
5.○:鉄粉は第2類、動植物油類は第4類に掲げられています。
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